昨日はいいイベントでした、という報告だったので、今日はそのイベントのダークサイドの方です。
公式HPでは五十嵐騎手のサイン会が行われるとのことでしたが、実際は行われませんでした。行われたのは「サイン色紙配布&握手会」でした。限定30名×3回、所要時間約4分。
正直期待していたんですよ。ちゃんとした正式なサイン会などめったないし、折角だからこの機会に百日草特別の時にサインをしてもらったゼッケン、G1も勝ったことだし、しっかり白ペンで大きくサインしてもらおうと。そのため早起きして開門前から並んで、先着30人だからちゃんと確保しないとな、ってね。
実際に着いてみると、整理券の配布は16時30からって....開門11時30分で、そこまでまんじりとも動かず並んでいろと?競馬場は開催して馬券も売っててレースも近くでやっているのに、馬券も買えず、レースも見れず5時間以上動くなと。そりゃ客だってキレますよ。すかさずその場の人達でスタッフに交渉し、開門時に並んだメンバーには暫定の整理券が渡されたのでした。すぐに融通が利くところはJRA程腐ってはいませんが、ちょっと段取りが悪いですよね。それはTCKらしいといえばTCKらしいんですが(苦笑)
そこまでならまぁよくあることですが、肝心のサイン会が酷かった。初日は急遽田部先生も参加していい事もあったのですが、用意されていたのは山積みのサイン色紙。既にサインされた色紙を渡して握手をして終了。持ち込みの色紙やその場でのサインは厳禁。アイドルで数千人とか数百人に配るならともかく、わざわざ30人まで絞ってその仕打ちですか。わざわざ白ペンまで苦労して探して買ってきて期待したのに。それではサインが無い分じっくり話せるかと思いきや、司会の古川アナは「時間が押しているので」と連呼。こんなのただのTCKの客寄せパンダ扱いで、五十嵐騎手や田部先生にだって失礼ですよ。
確かに初日はその後パドックでのバルクのお披露目等あるので時間が無いのかと思いきや、次の日も同じように時間が押している(=早くしろ)と連呼。メインが重賞でもなく、その日に騎乗があるわけでもなく、レース間に別のイベントがあるわけでもないのに、なんで3?4分で30人もさばかせなければいけないの?折角の交流イベントなんだしわざわざ30人に限定したのだから、じっくり話したり、サインさせてもらってもいいじゃないですか。
それとも、五十嵐騎手側になにか事情があるのかなぁ。と思ってしまうようなイベントでした。
そして2日に渡って2枚の色紙を手にいれたのです。これはこれで宝物なんですけど問題がありますよ、これ。TCKで売店でのゼッケンのプレゼントが無くなったのは、オークションで売られたことがあるからだ、と店員さんが言っていました。(下のゼッケンはその前にプレゼントでもらったもの)ですが、そのTCK自身が配っているこの色紙、思いっきりオークションに流してくれといわんばかりのものです。宛名が入っているとサインは他人にとってはあまり価値がありません。「○○さん江(へ、じゃなくて江、が好き)」と書いてもらう事がオークションへの流通を防ぐんです。オークションへ流されることを嫌うTCKが、何をやっているんでしょうか。これでTCKは88枚(自分はオークションに出しませんから30人×3回-2枚)のオークション品を準備したことになるんですけど。
そこで話が始めに戻るんですが、やっぱりサイン会ならば準備している色紙でもいいですけど、宛名を書くだけでも本人にやらせてあげて欲しかったです。握手して話をできたのは本当に嬉しいけど、自分の為に書いてくれたサインと、山積みから渡されるものはやっぱりファンとしては違うんですよね。それならば売ってもいい、と思ってしまう事もあるのかと。
ここではもう何回もこの数年のTCKのサービスの質の悪化について書いてきましたけど、これよりひどくなるとJRAのようなおざなりイベントの嵐になっちゃいますよ、ホントに。
結構ダウナーな気分になってしまったので、イベント終わり次第そのまま馬券も買わずに撤収。でも兵庫GTはしっかりいつも通り3連複を買っておいて見事的中。五十嵐ジョッキーとちょっと話ができて握手して、サイン色紙もらって馬券が当たったから、今日はよしとしましょうか。