この開催唯一見所がある予想イベントなので見に来ました。落語ってお客を見ながら話のレベルを合わせるんですが(例えばお客が若ければ江戸時代の風習などは簡単に説明をいれてあげる)そういった風にお客のレベルに合わせて予想トークができる人は、この開催出てくる8人の中ではこの人だけです。そんな中、今日集まったメンバーはコアな競馬好きと判断した模様。
どっかの団体がわけもわからず関係者に箝口令を敷いているそうですが、そんな事は関係なく最初の一言は「予想の話がいいですか?ディープの話がいいですか?」そうそう、コソコソかくしてかえって世の中から怪しまれるより、しっかり今わかっている事を正直に公開するのが、世間における競馬というものの位置づけを高めることだと思うんですよ。
いいコメントをされていました。うまくは言えないのですが内容としては、あなた方競馬ファンが正しい認識を自分のまわりの人に広めていくことが、ちゃんとした競馬ファンに科せられた任務ですよ、といった事でした。マスコミが嘘と本当をごちゃごちゃまぜくりかえしてみたり、主催者が今まで褒めちぎってきた馬を突然他人事のように当事者意識なく平気で汚点と言ってみたり。そんな事を真に受けず、馬を知っている自分たちが普通に考えればこういうことなんだ、と世間に地道な説得ができるのはまともな競馬ファンだけなのですから。
こんな話が公の場でしっかりできるのも、今はこの方だけです。思っていても場がない、思っていても言えない立場の人は数多くいるはずなので、その方達の分も言ってくれているのだと思います。正直あなたが競馬界で頑張っていてくれているからこそ、コアなファンは競馬を惰性ではなく面白いものとして続けられているんだと思いますし、あなたのおかげで競馬を思う人は着実に増えているのだと思いますよ。
そう考えると、主催者に向けて何も縛られずはっきりものを言えるのは、ファンである自分達だけなんですよね。考えさせられます。JRAから何ももらわずに人の目を集められる手段を持っているものとして、何かできるのではないでしょうか。どなたかの日記にありましたが「一度痛い目にあってみるべき」かとも思いますし。