2月に川崎で師匠を聞いて以来久しぶりにホーム以外での落語。場所も芸術劇場と立派ですが、お値段も立派(笑)
最初に「ちんぺいです」と知らない落語家が出て来て....って思ったら元先生の陳平さんでした。なんとなく趣旨を理解した上で、期待の二つ目さん5人の噺をたっぷり。お目当ての方、もう5年も経つんですねぇ....数人しか聞いていない前座さんの時を知ってるので、こんな広いホールでやるようになったんだなぁ、と一瞬しみじみ。
個々の落語の批評なんてのはするもんじゃないので書きませんが、丁度二つ目というのは師匠の落語から自分の落語になる境目なんですね。師匠の笑いをそのまま引き継いだ笑いを持つ人もいれば、自分の笑いを試行錯誤している人もいる。こういった人の噺を聞くのは競馬で言うと条件戦を楽しむ楽しみ方に近いかな。オープン戦に出る前の素質馬を見つける楽しさです。
まぁ聞いている時は落語なんでそんな難しい事考えないで聞いているんですけどね。