四半世紀たっても全く国際化できず、日本の競馬の中心でもない「日本最大規模の発展途上国競馬」主催者というのが現実の中央競馬会です。そもそも業務的な思想が南関東と比較しても10年ぐらい遅れています。
折角のJCなので、例年の如く英語版のレープロをもらおうとインフォメーションに行くと「外国人の方と一緒じゃないと渡せません」と言われました。
これは2重に重大なミスを犯しています。一つ目は「外国人」という差別。もし私が「私はよく日本語がしゃべれる外国人です」とあの場で言った場合、渡してくれるんでしょうか。「身分を示せ」と言ったらこれはもはやサービスとは言えません。高々レープロを配るのに身分を示すのか?客が無条件で無料でもらえるものを欲しいといったら、出すのがサービスというものです。もう一つは「客を疑っている」というスタンス。これはサービス業としてはあるまじき態度です。たとえ疑っていたとしても、それを客にわからせるようでは、最低です。
この解決方法は簡単なんですよ。レープロを英語版と日本語版、半分づつの印刷部数にするか、ドバイのレープロのように、レープロに両方表記をするようにすればいいだけ。ドバイワールドカップに金出して職員を連れていきながら、全く学べてません。折角の国際レースだから、あるのを知っていれば、英語版を見たい人はたくさんいます。レープロで馬券買う人なんてほとんどいません、いても日本語版をもらえばいいだけなんです。「国際レース」とか言いながら全く国際化されていない。守銭奴はそこまで頭がまわらないんでしょうね。
守銭奴たる情報がもう一つ。英語だけではなく、中文、韓国語まで「HOW TO BET」はコピーで準備されているんですよね。客は馬券が買えりゃいいという考え、正に今のJRAを象徴しています。
是非みなさんも明日インフォメーションに行って英語版のレープロを頼んでみてください。ま、かたことの英語で話しかければすぐに出してもらえるんですけどね。そんなレベルの職員です。